覚えておきたい指標 その1
バフェット指数
・計算式
株式市場の時価総額÷GDP×100%
ウォーレン・バフェット氏が考案した指数。
株価が国のリアルな経済力と比べて、どれだけ割高になっているかを測る指標です。
一般には、100%を超えていると割高と判定される。
シラーPER
・計算式
株価÷過去10年間の1株あたり純利益の平均値
株価が企業のリアルな収益力と比べて、どれほど割高になっているかを測る指標です。
一般に、25倍以上になると割高と判定される。
NYダウとFRB資産残高
NYダウの株価とFRB(連邦準備理事会)の資産残高が連動しているということです。
FRBの量的緩和や金融資産の増加などで資産が増えると、NYダウもそれを追いかけるような動きをみせることが多い。
ゴールド・シルバーレシオ
・計算式
金の価格÷銀の価格
金の価格は銀の価格の何倍か、という指標。
金(宝飾、投資の需要が9倍)、銀(工業用としての需要が6割)の需要が異なるので、世界経済の仕組みや構造が変化する時には、金と銀の価格が解離してゴールド・シルバーレシオが大きく動きます。
一般に、この指標が80を超えてくると暴落シグナルだと言われています。
コメント