空き家だった古民家をリノベーションしてカフェを作る 古民家活用塾

百の家

空き家問題が加速しています!

空き家問題がニュースなんかで取り上げられるようになってから結構経ちます。

僕の住む地域でも高齢者に比べ若者が少なく、人口減少と共に空き家が増えていっています。

僕達が空き家をカフェに改築しうまく活用していくことで、自分にも何かできるんじゃないか?と、考えてくれる人が増え、空き家問題解決の足掛かりになってくれたら嬉しいです。

古民家活用塾

僕が所属するNPO法人いただきアースの拠点としている 「Forest Lounge 「百の家」(もものけ)」 は、元々は農家さん一家が住んでいたのですが、若い家族が村を離れていき、残って住んでいたおばぁちゃんが亡くなりしばらく空き家になっていました。

現在は母屋の一室に事務所があり、その他の部屋は農家民泊ができる施設となっています。

敷地内の母屋はとても状態が良く、そのままでも十分人が住むことができるほどでしたが、以前建築系の仕事をしていて、建築、絵画、農業アーティストでもある当NPOの理事長の提案により、リノベーションを行い見た目の良さはもちろん、安心して過ごせる場所となりました。

他にも昔ながらの蔵と離れ座敷があり、築年数が相当経っていてそのままではとても利用できる状態じゃありませんでした。

そこで、どうにか蔵と離れを活用できないものかと思い皆で話し合っていたのですが、

「自分たちの手で古民家カフェに生まれ変わらせよう、俺たちがやらないと誰がやるんだ!」

という理事長の熱い思いがあり、

「この機会にたくさんの人にも空き家問題の現状を知ってもらいたい!」

「リノベーションを体験してもらいたい!」

ということで古民家活用塾というワークショップを開催することになりました。

古民家活用塾に参加してもらうことで、空き家問題の現状を知り、活用方法などを考えていくことで今後空き家問題の何らかの解決策の一部になればと思います。

1回目、2回目の開催での講師には、鹿児島県出水市にある東雲の里「あじさい園」の園長、宮上誠さんを迎えています。

うちの理事長が師匠と仰いでいる方なのですがこの方がまた凄くて、人里離れた場所にある山を一山丸ごと買い取り、数十年掛けて4万坪ほどの土地に紫陽花をはじめとしたさまざまな植物、蕎麦屋や茶室などを自分で造っていっているといいます。

それも自分一人でというので驚きです。

僕たちの開催する古民家活用塾では、できるだけ自然のものや廃材など、エコの観点を取り入れて環境に優しい昔ながらの改築方法でおこなっています。

自分で家を改築してみたい、伝統技術が知りたい、なんて思っている方には大変参考になると思いますよ。

今までで3回にわたり古民家活用塾を開催しているんですが、1度目の開催では「土間造り」、2度目は「壁造り」、3度目は「門づくり」を行っています。

昔ながらの技法だったり、自分達なりのやり方でどんどん生まれ変わっていく古民家を見るのはいいですね。

何より「あそこは自分が作ったんよ!」ってのを友達なんかに自慢げに話せます(笑)

いつでも参加が可能

古民家活用塾の開催期間じゃなくても、体験してみたい方は基本毎日1~2人くらいで作業しているので遊びに来てもらえると嬉しいです!

一緒に作業するも良し、見るだけでも良し、いつでも大歓迎しますよ!

参加や見学の希望や質問などがありましたら、いただきアースHPからお申し込みください。

NPO法人いただきアースHP

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