RSIとは
RSI(%)= RSI=A÷(A+B)×100
A:n日間の値上がり幅の平均
B:n日間の値下がり幅の平均
※nは通常14を使う。
70以上で売り、30以下で買い
RSIは0から100まで動く指数です。
中間の50%のところが買い勢力と売り勢力が均衡している状態で、50を超えると買い優勢となり、100に近づけば近づくほど買い勢力が強くなっているということです。反対に、0に近づけば近づくほど売り勢力が強くなっているということになります。
RCIとは
RCI(%)= [1-6×S/T(T^2-1)]×100
T:計算期間
S:短期計
-100から+100の数値で買われすぎ、売られすぎを教えてくれる
+70~+80%ほど以上で買われすぎ、-70~-80%ほど以下で売られすぎと判断
短期と長期を表示し、ゴールデンクロスやデッドクロスを売買シグナルとする
設定期間は9、26、52
短期線は直近の値動きの過熱感を表す
長期線は値動きの方向性や強さを表す
基本的にはボックス帯で効果を発揮する
トレンド発生中では動きのパターンがある
RCIは、買いと売りの強弱が転換されるポイントを狙うのに適した逆張り指標なので、「買われすぎたら売る」「売られすぎたら買う」を基本シグナルとして利用します。
RCIの数値が70%を上回ると買われすぎ状態となり売り圧力がかかりやすくなります。反対に-70%を下回ると売られすぎ状態となり買い圧力がかかりやすくなります。
RCIが70%のラインを上に抜けた後に、もう一度戻って下へ抜けしていく瞬間が、「買い」から「売り」へと強弱が入れ替わる瞬間であり「 売りシグナル 」と捉えることが出来ます。
また逆にRCIの数値が-70%を下回った後にもう一度戻って上抜けしていく瞬間が、「売り」から「買い」へと強弱が入れ替わる瞬間であり「 買いシグナル 」と言えます。
RCIは「9」「26」「52」の3つの期間設定で3本表示させることが最近の主流となっています。
RCIの期間を長くするほど損益比が大きくなり、 損切幅も広げる必要が出てくるので気を付けましょう。
RSIとRCIの違い
RSI=相対力指数
RCI=順位相関指数
RSI
相場が相対的にどちらに傾いているのかを見ている
設定期間において上昇日の値幅がどのくらいの割合であったのかを示す
範囲は0~100%
RCI
設定期間と株価にまず順位づけをする
現在に近い日から順位をつける
株価の終値が高いものから順位をつける
日付の順位と株価の順位が同じになれば100%(順相関)
日付の順位と株価の順位が真逆になれば-100%(逆相関)
日付と株価にどれくらい相関があるかを求め、相場の強さを測る
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